今回はまたLivemathMakerを用いて、z=f(x,y)の振る舞いを見てみよう。
1 プロット
数式を入力し、数式全体をセレクトする。画面上部のプルダウンメニューから2DPlotを選ぶと下図の様にプロットされる。
驚くのはマウスでグラフを触ると回せることだ。しかも3D空間的にだ。これで時間を忘れてしまうので要注意。見たい所でストップすれば良い。
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2 グラフ詳細
プロットエリアの右上コラムの一番下をクリックすると、グラフ詳細がプロットエリアのすぐ下に表示される。英語が含まれるが大した事はない。グラフ詳細は上下にエリアが出来る。
(1)境界エリア(勝手に命名した)
west...eastの範囲が-3...3で、south...northの範囲も-3...3であることが解る。xとyはこの範囲がデフォルトで使用される。当然この値を変えればグラフがそれに合わせて変動する。個人的には最初は大きい値の範囲を入れて全体像を見渡すのが好きだ。徐々に見たい範囲を狭めていけば良い。
bottom...topはx-yの範囲で自動で計算される。プルダウンメニューで「遠近感なし」をわざと選択している、広角レンズっぽく見えるのが嫌だからだ。
(2)Graph Building Blocks
変数の説明、グラフの色調・メッシュ有無、軸の色・線種が指定出来る。個人的には「メッシュ無し」だと物足りないから、グラフにメッシュを入れることにしている。尾根を登る様に値を辿る場合には見易いガイドになる。曲面の色調にはLivemathMakerの気持ちが込められているので、是非遊んでみて。